秋の変わり蕎麦『
菊切り』を打ち始めました。
秋の花といえば、菊の花。日本人にとっては春の桜とともに、
馴染み深い花のひとつです。
元来、菊は不老長寿の霊草とされ、日本でも平安時代には中国の風習に習い、
天皇の御前に菊を飾り、侍従たちに菊の花をひたした酒を振る舞い、
長寿を保つ儀式を行ったと伝えられています。
山形県は食用菊の生産量で全国1位を誇る主産地。
東京都中央卸売市場で扱う6割以上は山形産が占めるほどです。
竹ふくの『
菊切り』は、
さらしなそばに山形産の黄菊を練りこみました。
ほのかな香り、そして甘さとほろ苦さは、秋にしか味わえない
季節限定の大人の味です。
夏新そばが再入荷しましたので、
9月末頃まで提供できそうです。
秋の
新そばは、10月上旬に入荷の予定です。